天理教の祈りは「おつとめ」と「おさづけ」の2種類があります。
◯おつとめ
「おつとめ」の中で勤める機会が一番多いのが「座りづとめ」です。
「座りづとめ」の”あしきをはろうて”、”ちょいとはなし”、”いちれつすまして”の3つの説明動画をよろしければご覧ください。
◯おさづけ
病気やケガで悩んでいる時、「おさづけの理」を拝戴している方がお願いしてくださる祈りが「おさづけ」です。
祈りの効能は「心通りの守護」と聞かせていただきますので、なんでも願った通りにたすけていただけるわけではありませんが、願う心の誠真実を受け取っていただけたら、いかなる難病をもたすけていただけます。
おさづけの前には、必ず一言のお話を聞きます。北大教会では、次のようなお話をしています。
親神様は人間をおつくり下さり、今も人間が生きていけるようお働き下さっています。親神様のお働きがあってこその人間の命、身体ですから、人間の身体は親神様からの借り物であります。
では、人間にとって自分のものは何かというと、「心一つが我がのもの」と聞かせていただきます。
幸せを感じるのは、心。どんな心で過ごすかで、幸せにも不幸にもなります。天理教の信仰は、日々の生活で心を磨いて「人だすけ」の心を培うこと。そうすることで自分も幸せになり、更に「おつとめ」をつとめる事で、世界中の人間が皆幸せに暮らす「陽気ぐらし」の世界へと立て替わっていきます。
自分自身の心をしっかりと振り返り、反省すべき心づかいは改める努力をして、親神様が喜んで下さる「人をたすける心」をはぐくんでいきましょう。